
演劇に限らず野球、サッカー、文化芸術に必ずと言ってよいほどのつきものが
「拍手」ですね。
よくスタンディングオベーションが鳴りやまない光景がテレビで放映されているなんてことも目にするかと思います。
ではなぜ人は拍手をするのでしょうか?
そもそも拍手をするには最低でも2人以上の人がいないと成り立たないですよね。
同じく複数人の人が集まって行う行動の代表にブーイングがあります。
同じように人が集まっているのに、飛び交う声や集まる人の表情が違いますが、
一つ大きな違いはトーンの違いではないでしょうか?
拍手をするような場面に代表される好意的な場面では人の声色は高くなります。
一方ブーイングに代表されるような場面で高い声で話す人はあまり見かけないですよね。
拍手はその場にいる人達と友好的な雰囲気を醸し出せる手段なのかもしれません。そして、多くの役者・演劇関係者はこのお客さんからもらえる至福の瞬間がたまらなく大好きです。
試行錯誤を繰り返してお客さんのためを思って届けた作品がスタンディングオベーションで評価される瞬間はたまりませんね!