



私たち劇団静岡県史では、静岡県に関わる歴史を題材にお芝居を提供していますが、その歴史についてもっと多くの方に、より深く知っていただくために、勉強会というのを開いています。
今回の「静岡茶●航海記」に向けては3回の勉強会を予定していて、その第一回目が、御前崎市で「やまま満寿多園」を経営されている増田剛巳社長を講師にお招きしてのこの勉強会でした。
新型コロナウイルスによる武漢肺炎を防ぐために、机とイスをアルコール消毒してお客さまを迎える準備をしました(実は終了後も同じように消毒をしました)。200名入る会場に十分な間隔を取って60席を用意しました。入場前には体温を測り、マスクをお持ちでないお客さまには不織布マスクをお渡しして、開催中は全ての扉を開いて換気にも気をつけました。
時折雨が強く降るなかでしたが、40名近くの方が足を運んで下さり、地元の方々の関心の高さを感じました。
増田社長さんはとても元気ハツラツで、これからもっと海外に向けて静岡茶を広めていこうと意欲満々でした。海外では農薬の基準が日本よりも更に高いことから、自社だけでなく地域の農家さん全体がより協力して農薬の管理を行っていく必要があると語られたのが印象に残りました。
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無事に勉強会を終えた私たちは、夜の稽古...の代わりに、お芝居のDVDを鑑賞しました。
劇団☆新感線が12年前に上演した「IZO」。幕末に数多くの暗殺に関わった“人斬り以蔵”こと岡田以蔵をテーマにした時代劇です。
http://www.e-oshibai.com/products/detail.php?product_id=18
9月5日に予定しているミニお芝居「坂本龍馬を斬った男〜今井信郎ものがたり〜」と時代も登場人物も共通点が多く、菊川文化会館アエルにも備わっている回り盆舞台も使われていて、私たち団員は興味深く鑑賞しました。
感想を述べ合ったときには、役者さんの身振りや表情などの演技に多くの団員の関心が集まりました。回る盆の上で、人物の感情と盆の位置を考慮しながら姿勢を切り替えるタイミングとか、主役の森田剛さんのこの役に合わせた独特の声づくりとか、各自が自分の役作りを活かせるテクニックを学ぼうとしていました。自分はというと、お芝居の余韻から抜け出せなくて、岡田以蔵が置かれた時代の不条理に、なんとも言えない詮ない気持ちになりながら、こうした犠牲の上に明治以降の私たちの暮らしがあることに感謝の気持ちを持ちました。
来週からはミニ公演の稽古を本格的に始めます。
このブログでもその様子をお伝えしていきますので、お楽しみにしていてください。
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