


2回目の登場、永井です(о´∀`о)
10/4にアンサンブルキャスト稽古と静岡茶●航海記第4回勉強会『戦前期における世界の中の静岡茶』を菊川文化会館アエルにて行いました。
わたしは勉強会の記事を担当いたします!
(アンサンブルキャスト稽古は柊くんが記事にしてくださってますね!)
講師は粟倉大輔先生、帝京大学経済学部講師、静岡県立大学グローバル地域センター特任助教授をされておられます。
○アジアと欧米との関係性
○日本における茶の生産と輸出
○静岡茶の生産と輸出
の三部構成でのお話でした。
産業革命以前は世界の憧れだった日本をはじめとするアジア諸国が、立場が交通や通信革命を伴う産業革命を受けて、ヨーロッパが世界の憧れへと逆転してしまいました。
しかし、お茶、生糸などの一次産品の貿易にに特化していたアジア諸国は一次産品を中心に成長を遂げました。その中の日本のお茶の輸出について焦点を当てます。静岡は中心的なお茶の産地で清水港が茶輸出の主要港となりました。アメリカ中心に茶の輸出を行いました。(横浜、神戸にあった外国の商社さんが静岡に移転してきたほど!)
さらに、原崎源作さんのようなお茶の輸出、再製に力を入れる日本人、静岡県民も現れました。世界の中での静岡茶の地位が確立されていったのです!
静岡はお茶が有名、と漠然と考えていたわたしでしたが、有名になった歴史的背景を知り、とても勉強になりました。
そして、今回で7月から計4回開催した勉強会は最終回でした。
この勉強会で学んだことを生かし、来年2月28日公演の『静岡茶●航海記』をより良いものにしていきます!お楽しみにヾ(๑╹◡╹)ノ"